
私的には名作。
最初から最期まで物語に浸かりっぱなしでした。比較的本が薄めで一冊に話が収まっている、というのもあるのかもしれませんが、それ以上に話自体に読者を惹きこませる力があるからこそ最初から最期まで一定のテンションで読了できたのだと思います。
話の内容はいわゆる「能力系」な感じなんですが、過去二作同様に「青春物語」的な話が根底にあります。
で、今作はその「青春物語」的な話が個人的に非常に秀逸だった、というか共感出来る所がありました。少しネタバレになりますが、結局のところ5人とも事情は違えど孤独であり、「友人」が欲しかっただけなんですよね。そして最期の最期で友情を確かめあう事が出来たのかもしれません。
そういった共感出来る点を含め非常に面白かったです。