ナガイウタ。

しがないヲタクのチラシの裏

つよきす レビュー。 

このテのゲームのレビューや記事はあんまり書かないんですが、ちょっと今回ばかりは書きたくなりました。

ジャンルがジャンルですので、良識ある方のみどうぞ。 「エロゲーは抜けてナンボ」が私の持論でして。
「ストーリー重視のエロゲ? へそで茶を沸かすわ!」と一蹴。そっち系のエロゲーはあまり触れた事はありませんでしたし、触れるつもりもありませんでした。
しかしね、こういうのも悪くは無いんじゃないか。そんな考えにしてくれたのが、この「つよきす」です。そんな私のレボリューションになった「つよきす」。どんなゲームなのか、つらつらとレビュー。

まず、ゲーム自体のコンセプトとしてメーカーさんは「ツンデレ」というのを標榜してらっしゃいますが、ツンデレというよりは(色んな意味で)強気な娘ばっかりで、いわゆる「ふ、フンッ、アンタの事なんか心配じゃないんだからっ!」みたいなノリは殆どありません。

まあ、何を以ってツンデレと言うのかも、各人様々だったりするので、一概には言えませんが。

そんな強気な娘陣ですが

■鉄 乙女
レオ(主人公)に気合を入れるため、同居することになる従姉妹。絵に描いたようなサムライガールであり、文武両道、質実剛健を地で行くお人。自分にも他人にもとっても厳しいが、基本的には良い人であり、その厳しさは愛の鞭なんだなと実感出来るので嫌味には感じません。ドッヂボールを投げれば波動球、刀を持てば斬馬刀と化すような超人ですが、古風な性格故か機械には弱く、用語を聞くだけでデジタル酔い、と別の意味でも超人。何気に食い意地が張ってたり、ぶきっちょだったりする面も。

■蟹沢 きぬ
レオの幼馴染その1。両親からも出涸らし、と呼ばれるほどのバカで、口も悪ければ態度も悪い。しかし、バカはバカでも愛すべきバカで、そのバカさが彼女の最大の良さでもあります。バカゆえか何があっても後ろむきな考えにならず、逆にレオを驚かせたりもするほど。しかも、既にレオに好意を持っているので、彼女のルート以外ではヤキモチやきまくり。因みにパンチラキャラ。

■霧夜 エリカ
絵に描いたようなお嬢様、且つ完璧人間。自ら「人の上に立つ器」とまで言い、クラスメートにすら「姫」と呼ばせるウルトラ高校生。しかし、そういう態度が嫌味に聞こえないのは、彼女のそういった態度が「素」であるからであり、それに見合う能力を兼ね備えているからでしょう。しかも、セクハラオヤジ気質、百合、腐女史といった属性まで持ち合わせるという完璧ぶり。いや、これは欠点か!?

■椰子 なごみ
ロンリーウルフな一年生で通称「なごみん」。なごみ、と可愛げのある名前ですが、実際は「ウゼェ」だの「潰すぞ」等と安易に近付く者は徹底的に対空砲火で落としまくる激ツン娘。普段はATフィールドばりの鉄壁で、優しさのかけらも見せませんが、その対空砲火を越えた者には溢れんばかりの愛情が待っています。おそらく今作で一番ツンデレしてるのが彼女。メガネオプションも完備しており、鬼に金棒、エヴァにE2機関、なごみんにメガネですよ。メガネ+ポニテ+体操服のなごみんには神が宿る。

■大江山 祈
レオ達の担任の先生。生徒からは「祈ちゃん」と呼ばれ、遅刻するわ、お菓子持ち歩くわと、先生の威厳も無く気ままに生きる自由人。天然かと思いきや毒舌家でもあったりと、本当に掴みどころのないお方。多分、オウムが本体なんじゃないカナ?ないカナ?

■佐藤 良美
絵に描いたような委員長タイプで、問題児ばかり(担任込み)のな2-Cをほぼ一人で切り盛りする苦労人。通称よっぴー。強気な娘ばかりのなかで、ただ一人優しい子ということで正に癒し系なのですが、そこはつよきすのヒロイン。やはり強気な面も。他のキャラとは色んな意味で毛色が違いますが、個人的には一番人間らしい子かなとも。

と、個性的なヒロインに彩られているんですが、サブキャラにも魅力的なメンツが多いです。

■伊達 スバル
レオの幼馴染その2。親友に仇なすものは何があっても許さないと言い放つ、熱い兄貴分で、「きみ(レオ)のためなら死ねる」を体現する超好漢。何故こいつのルートがないのかが未だに理解に苦しみます。スバルにだったら抱かれてもいいね。

■鮫氷 進一
レオの幼馴染その3。通称フカヒレ。ダメ人間を地でいく漢。ギャルゲヲタで、お調子者で、勘違い野郎という道化キャラで、非常に面白いヤツ。しっかし、こいつは自分そっくりだぜ・・・。

このようなキャラ達が織り成す学園生活、それがつよきす最大の魅力でして。一日の流れは登校→授業→昼休み→放課後とオーソドックスなのですが、幼馴染軍団を中心に執行部メンバー、クラスメート、2-Aがいい感じに入り乱れ、生活リズム自体は単調ながらも飽きることなくストーリーを読み進めるコトが出来ます。個別ルートに入ってもそれは変わらず、各々が個性を活かし、主人公を助けたり、場を和ませたりと活躍。こういう一体感が非常に心地よいです。この感覚はサクラ大戦の華檄団に似てる。

ただ、エロシーンに関してはハッキリ言ってゴミ。日常パートの出来がいいので、キャラはしっかり立っており萌え自体はあるのですが、尺も短い上に差分CGも少ないので使えそうで使えない。2クリでエロシーンが終わった時はさすがにぶったまげましたですよ。ただ、抜きゲーばっかりやってた私の印象ですから、一般的に見ればそこまで悪くないのかもしれませんが・・・。

てか、こんな半端なエロを入れるくらいならば、削って日常パートを入れて欲しかったです。そのくらい、日常シーンの出来は秀逸。やめ時が見つからないエロゲーなんて久し振り。まあ、抜き時も見つからないんですが。

まとめると、とっても面白いけどエロくはない。でも、結構萌える。そんなエロゲーって感じですね。エロゲーとして見ると、残念ながら名作とは言えませんが、非常にいい作品だと思います。サクっと明るいゲームなんかしてーなーなんて方には是非ともオススメ。

因みに私のお気に入りは乙女さん。自分、根性なしですから(胸を張りつつ)
[ 2006/02/13 23:36 ] Review | TB(0) | CM(0)
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