多かれ少なかれ、大抵の男の子ってのはアイドルにハマった事があるのではないかと思います。
私の時は丁度モーニング娘がデビューした時くらいだったでしょうか。クラスメイトとモーニング娘の中で誰が好みか、みたいな話題で盛り上がってたような記憶があります。因みに私は市井沙耶香が好きでした。ベリーショート最高でしょ、常識的に考えて。
そんな誰しもが憧れたり、追いかけたりしたアイドル達をこの手でプロデュースできる!という触れ込みで、去年末くらいから、ネットの極々一部で話題になっていたXbox360のソフトがあります。それがこの「アイドルマスター」(以下アイマス)です。
なんかもうカルト的な盛り上がりで「工作員の仕業か!?」とか思っちゃいますが、実際の所はどうだったのかつらつらとレビュー。
ゲームの基本的な流れは
各種レッスンで能力を上げるorアイドル候補生とコミュニケーションをとる
↓
オーディションで勝ち抜き、TV出演を果たしファンを獲得する
これを繰り返し、アイドルランクをあげスーパーアイドルを目指す…といった感じ。こう書くともの凄い作業ゲームっぽく見えるんですが、効率よくランクアップしていくにはレッスン、コミュニケーション、オーディションなどを自分でスケジューリングしなければいけませんし、各行動の結果によっては多少のアドリブも必要になってくるので、淡々と作業をこなせばいいという訳にもいきません。そして何よりオーディションでのLiveを通じた対人戦がとても熱く、これがとてもいい刺激になり、単調さを消す要因になっています。システム自体は凄いシンプルですが(ちょっと株取引に似てるような気が。やったことないけど)駆け引き次第では多少の能力差もひっくり返したりできるので否が応でも手に汗握っちゃうし、歓喜のあまり叫びもしちゃう。はいはい、キモイですね。
そしてオーディションを勝ち抜いたアイドルには、アイマスの花であるTV出演が待っています。これは公式の動画を見てもらえれば判るんですが、映像、曲とともにクオリティが非常に高く、見てるだけながらもとても楽しい。ちょっと大げさかもしれませんが、こういう映像も次世代機のひとつのカタチではないでしょうか。
実はこのテレビ出演にも深く関われる事ができ、楽曲、衣装、アクセサリーからカメラ割り、そしてデュオやトリオならば歌のパート割りまで決めることが出来ます。それを見越してか、10人いるアイドル候補生は見た目や声質は勿論、歌い方まで個性的な面々が揃っているので、声の相性やら曲との相性、ひいてはビジュアルのバランス…など、こだわりだすとキリがない。まあ、ハッキリいってこの辺はゲーム上の評価とは無関係な自己満足なんですが、前述したように曲と映像のクオリティの高さですし、保存もできオンラインで公開できてしまうので、どうしてもこだわってしまうんですよね。
あとアイマスの面白い点としては、不利だったり失敗したほうが良いことが多かったりする、という点があります。コミュニケーションパートだと、最適解以外を選んだ方が面白い反応が返ってきたり(真とか顕著)、女の子のテンションが低いときの方がレッスンの回数が増えたり、アイテムが数多く手に入ったり。セーブリセット可な仕様ですが、こういうテコ入れのお陰で、セーブリセットが最適解とならないのは面白い試みだと思いました。
総評です。
非常によく出来た育成+対戦+ギャルゲー…なんですが、結局それらは全て、私が楽曲とキャラが気に入ってるという前提での評価です。ですので、Stage6やYoutubeに腐るほどアップされてる動画を見て、特に何も感じない方にはハッキリ言ってお勧めできません。キャラに関しては育てているうちに好きになっていくという事がありますが、楽曲に関しては100%好みですし…。良くも悪くも、全てのシステムが楽曲とキャラの上に乗っかっている、という感じでしょうか。ですので、逆に言えば動画を見て何かピーンと来た方は買っても損はしないと思います。
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