冒頭のコレットを見た時、「これ、何てエロゲ?」と呟いた諸氏は私だけでない筈。彼女のあからさますぎるラブラブ光線、リノアもビックリでしょう。
ヒロインがエロゲっぽい、そんな不安要素を抱えながら話の幕が開がるテイルズオブシンフォニア(以下TOS)ですが、何だかんだで良く出来ていました。以下主観的レビューです。
かの偉人は「テイルズとSOにストーリーを望むのは武蔵にクリンチをするな。と言うのと同義である。」と仰りました。ですので特にストーリーに関しては何も言いません。いや、言っちゃだめなんだよ!
テイルズは萌えと戦闘の二要素で出来ている、というのは周知の事実ですが肝心のその二要素はどうだったのか見ていきましょう。
戦闘というかTOSそのものの特徴として3Dになった、というのが大きいです。立体になった事で戦闘においてもカメラワークが若干多彩になり良い方向に働いていると言えます。と、いっても操作性は今までと変わらない感じですんなりと慣れる事が出来ました。特技を連発出来る戦闘展開も前作と似ていて爽快感もあり好印象。更に今作からの新システムとしてユニゾン・アタックというのがあります。要は協力攻撃なのですが特筆すべきは複合特技の存在で、この組み合わせを探すのが結構面白いです。それだけに複合特技はもう少し増やして欲しかった所。次にEXジェムによるスキルシステムですがこれも少し物足りなかった感があります。複合スキルと一部のスキルをのぞいて効果が地味だったのが要因でしょう。もっと劇的に変化するスキルがあっても良かったように感じました。あと細かい所ではグレードはマイナスすべきでは無いと思います。何か試合に勝って勝負に負けた気分になります。正に武蔵の試合。最後に述べておかねばならない不満点として仲間のAIが非常にアホである事があります。前作が非常にAIを細かく設定出来且つ優秀だっただけに残念。
「ジーニアス、下がれ、下がれよおッ!」
次は第二の要素「萌え」について見ていきます。萌え、と言いますかキャラの魅力云々に関してでしょうか。このシリーズはこういう点は小慣れていますので今作もその点は良く出来ていたと思います。ロリ(ショタ)からお姉さま(おっさん)までキッチリ網羅している辺りナムコも判っていらっしゃる。更に今作の大きな点として感情度というモノを忘れてはならないでしょう。簡潔に言ってしまえばFF7のアレなんですが、ちゃんとフルボイスで個別にイベントが幾つか用意されており微妙〜に展開が変わったりします。これは良かった。ただ不満点も幾つかあります。それはスキットの減少、及び内容についてです。減少は字で書いた如くですが、内容というのは説明がいるでしょう。今までキャラの魅力を十二分に引き出してきたスキットですが、それは会話内容が本編と関係ない事ばかりであり、本編ではあまり見ることが出来ないキャラの側面に触れる事が出来たからです。しかし今作は本編に関するスキットが多く、いわば無駄話は減少しているように感じます。本編に関する会話は本編で行って欲しかった、というのが正直な感想です。まあ、愛でるべき存在を見つけることが出来るならば些細な問題に過ぎません。なぜなら脳内(略
総括として両要素とも水準以上のモノを持っておりシリーズファンならば安心して楽しめる作品だと言えます。注意点としては3D、藤島絵が受け付けるかどうか、という点でしょうか。あとはストーリーには目を瞑る事。
とりあえず
しいな最高。