プラネテスとはギリシャ語で惑う人、という意味があるそうで。
つまり25話の小題でもある「惑い人」というのはいわばプラネテスそのものであるともいえます。
そんな回の感想です。
前回とはうってかわって淡々と物語は始まります。序盤は前回の行方は明らかにならず、終盤になって前回の行方がこれまた淡々と語られます。結局ハキムは撃たず(結果的に、ですが)に、田名部とクレアは助かったようです。ただ両者共どうも御都合主義的に最悪のケースを回避した感があり、少し拍子抜けしてしまいました。もう少しちゃんとした理由付けか、最悪のケースを回避し得るに至った二人の行動を描写して欲しかったです。ですが今思えばそこで運良く助かったからこそ余計に25話のハチマキのような「惑う人」になってしまったとも言えるのかもしれません。
そして終盤、おそらく全編を通してのテーマについてハチマキがこう言います。
「宇宙は全てでそれを繋げているのが愛。」(意訳)
凄く単純なことなのですが田名部の「宇宙は独りでは広すぎる」やユーリの「世界も宇宙も境目がないん・・だよね。」と言った言葉を繋ぐ重い言葉であるのではないでしょうか。
そして個人的に涙腺にキたのが田名部の白紙の遺言状です。本当の愛なんて言葉に出来るわけがない、それが彼女の薄っぺらくない愛だったのではないでしょうか。
さて、いよいよ次回は最終回です。
どうも全ての問題にカタがつきそうには無いですがちゃんとした一つの結末を見せて欲しいものです。